Term of AM(Asset Management)

ALM(Asset Liability Management)

資産(Asset)と負債(Liability)の双方を一元的に総合管理(Management)する手法のこと。特に、銀行や保険会社など、多額の預金や保険払込金を「負債」勘定として有する金融機関のリスク管理に用いられる。「資産」には国債など投資収益を上げるための有価証券が該当し、市場金利や株価、為替動向などによる価格変動や流動性などのリスクを負う。金利変動による予想損益額などのシミュレ―ションを行い、時価変動する資産と負債との間でバランスを取りながら、金融機関の経営リスクを軽減する目的で活用される。

 

 α(アルファ)

運用者の技量によるリターン

 

β(ベータ)

資産の中長期リスクプレミアムを獲得する事で得られるリターン

 

フロント

第一線、運用の実行部隊

 

ミドル

第二線、リスク管理部門(フロントを牽制しリスク管理を司る)

 

バック

三線、後方事務を支える

 

SSA(Strategic Asset Allocation)

基本ポートフォリオ

 

TAA(Tactical Asset Allocation)

最終ポートフォリオ

 

ESG投資(Environment Social Governance)

SRI(社会的責任投資)とCSR(企業の社会的責任)を発展的に統合した考え方。

 

SRI(Socially Responsible Investment)

社会的責任投資。投資をおこなう際に、従来の投資基準に加え、投資先の企業の社会に対する責任や貢献を重視して投資をする方法。 

 

CSR(Corporate Social Responsibility)

企業の社会的責任。企業がさまざまな活動をおこなうプロセスにおいて、利益を優先させるのではなく、ステークホルダーとの関係を重視しながら、社会に対する責任や貢献(社会的公正性を保つことや、環境対策を施すことなど)に配慮し、長期にわたって企業が持続的に成長することができるよう目指すことを経営戦略として捉え、そのように社会での役割を果たさなくてはいけないという社会側からの要請のことをいう。

 

クオンツ
Quantitative(数量的、定量的)から派生した言葉で、高度な数学的手法を用いてさまざまな市場を分析したり、さまざまな金融商品や投資戦略を分析したりすること、または、その分析をする人を指します。
過去の株価データや企業業績の推移などといった数値化できる情報を用いて分析する「定量分析(quantitative analysis)」を専門に行っている人を「クオンツ・アナリスト」ともいいます。また、分析されたデータに基づいて売買をしたりする運用手法を「クオンツ運用」ともいいます。
クオンツ・アナリストは、金融工学などの知識を駆使して、市場や金融商品の分析を行っています。一方、株価チャートなどのテクニカルな指標を中心に分析する人のことを、「テクニカル・アナリスト」と呼びます。
一方、数字やデータでは計れない質や内容などに基づいた分析を「定性分析」や「定性評価」と呼びます。

 

往査(おうさ)

公認会計士などの監査人が、遠くの事業所に出張して監査を行うこと。

 

FISC(The Center for Financial Industry Information Systems)

金融情報システムセンター
昭和59年11月に、当時の大蔵大臣の許可を得て、財団法人として設立されました。
出捐者は、金融機関、保険会社、証券会社、コンピュータメーカー、情報処理会社等、多岐にわたります。
平成23年4月に、内閣総理大臣の認定を受け、公益財団法人に移行いたしました。

FISC 金融情報システムセンター:FISCの概要

 

 

Reference

証券用語解説集|野村證券

初めてでもわかりやすい用語集|SMBC日興証券